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南アフリカワイン。マーケットの変化について…
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こんにちは！！

ついに9月になりましたね。店長のToshi こと小泉俊幸です。

今日は、南アフリカワインの統計についてです！！
WOSA(Wine of South Africa)が発表している2015年7月〜2016年6月までの期間のデータなのですが、どうやら南アフリカワインの輸出量は減少したが輸出金額は増えているらしいのです。
（これは、ボトルワインの話です。バルクワイン(※別途後述)は異なります。）

つまり消費者の嗜好が、安い南アフリカワインから高額な南アフリカワインへシフトしていったという事になります。

これまでは、輸出額よりも輸出量がクローズアップされており、また輸出量がずっと右肩あがりだったので、今の南アフリカワインは大きな転機を迎えていると言っても良いと思います。

下記、南アフリカが取引している主要国のデータです。

「2015年7月〜2016年6月における南アフリカから海外へのワイン輸出について」

より高品質、高額なワインに注目が集まって、買われ始めているという事ではあるのですが、一方で、低価格帯のワインを沢山造っていた生産者にとっては大変でしょう。

この記事では、どのくらいの価格帯からどのくらいの価格帯へのシフトが行われたのかは分からないのですが、ただ南アフリカワインで1万円を超えるようなワインはあまりないので、高くても数千円だと思います。

ちなみにアフリカーの売れ筋ワインは2000円前後のワインが最も多く出ています。
例）グラハムベックやジョーダン、ブラハム等

なお、バルクワイン（輸出先で瓶詰される安ワイン）は、ほぼ横這い(1%増)だったそうです。

↓この記事の参照元はコチラ（米国のWEBサイト）
http://www.just-drinks.com/news/south-africa-wine-value-growth-outpaces-volumes-figures_id121107.aspx?utm_source=daily-html&utm_medium=email&utm_campaign=24-08-2016&utm_term=id94432


そして、別の記事の話ですが、アメリカでは、やはり南アフリカの「シュナンブラン」と「MCC」が評価されているようです。以下のような記載がありました。

南アフリカのシュナンブランは、ますます魅力的になってきていて、シャルドネ好きの人やソーヴィニヨンブラン、ピノグリのファンをも魅了します。また、南アフリカには古樹が多くあり、2500エイカーの土地に35年以上のシュナンブランの古樹が植わっていることがさらに魅力度を向上させています。

スパークリングワイン「MCC」は、アメリカ市場で大きな成長を見せている一つのカテゴリーです。特定の銘柄では、前年比売上500%を達成しており、並行してアメリカ市場全体では前年比51%増と大きく伸びています。

↓この話は、下記に記載されています。（米国のWEBサイト）
http://www.prweb.com/releases/2016/08/prweb13628892.htm


以上

Toshi

 

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小泉 俊幸

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