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ブログ|南アフリカワイン|ワインテイスティング:マシュー・クローヌ Matthew Krone

2018.04.07
南アフリカワイン

ワインテイスティング:マシュー・クローヌ Matthew Krone

ワインテイスティング:マシュー・クローヌ Matthew Krone

 

ワイナリー見学がお休みで観光をした日、MCC(南アの瓶内二次発酵スパークリングワイン、Method Cap Classique)の造り手であるマシュー・クローヌ氏とのディナーが催されました。ウォーターフロントという素敵な高級ショッピングモールにあるレストランでのお食事に合わせて、彼のスパークリングワインと新しい共同プロジェクトのスティルワインを飲ませていただきました。

 

マシュー氏は、南アで300年続く伝統あるワイナリーを経営するクローヌ家の12代目として生まれ、先代からワイン醸造の英才教育を受けました。

長年家業にてスパークリングワイン造りに従事した後、現在は他の有数のワイナリーやワインビジネスのコンサルタントを務める他、独自のブランドで素晴らしいMCCを造っています。

また、2人の共同経営者と共に新しいプロジェクト、Aristea(アリステア=和名でブルースターと呼ばれる青紫の花をつける植物)を立ち上げ、今後スティルワインも増やしていくそうです。

 

 

最初はキュヴェ・アレクサンドラのスパークリングで乾杯♪

リッチで香ばしいこのMCC、私、大好きなんです♡

瓶内熟成5年を経て、4年に一度、うるう年の2月29日にリリースされるこの希少な限定キュヴェの名前は、愛娘にちなんで付けたものだそう。

過去、現在、そして未来を祝うためのスパークリングとして造られています。

 

もうじきリリースされる別のキュヴェには次女の名前を付けたそうで、お父さんから子供達への最高の贈り物ですね。

 

 

  

とても優しく情熱的で、何より「誠実さ」が印象的だった、イケメンのマシュー氏

(と、日本における最も重要な南アワイン伝道者の一人、三宅氏)

 

 

 

南アのオイスター

 

 

 

これはアリステアのシャルドネ2016年。

シャルドネは手摘みで収穫され、半分が全房、半分は除梗して、樽発酵。30%が天然発酵。

MLF(マロラクティック発酵)を経て、11か月間フレンチオーク樽熟成。新樽率は40%。

若々しい外観で、白桃やシトラスにバニラやバタースコッチが香り、味わいにはクリーミーな優しさや複雑がありました。酸とボディが程よくバランスしたきれいでエレガントなワイン♪

 

 

 

アリステアという南ア固有の花は、火山灰の中から生まれ、一年にたった一日だけ花を開かせるそう。

土地の個性を反映し、仲間と共に南アのエレガンスとスピリットを表現した高品質なワインを造ることを目指したというプロジェクトにぴったりで、素敵なネーミングですね。エチケットの絵柄も繊細で美しい。

 

(マシュー氏から贈られた、一人一人に手書きのメッセージが書かれたカード)

 

 

カベルネ・ソーヴィニオン2015年。

完全除梗、開放槽にて発酵後、MLFを経て18か月間フレンチオーク樽熟成。新樽率は33%。

熟したプラムやカシスにバニラやスパイスの風味。マシュー氏の繊細さ、誠実さが表れたような、こちらもきれいなワイン。

 

 

実は、お食事の途中ではありましたが、外の景色があまりにきれいだったので、ちょっと席を外して写真撮影してきました。

奥に見えるのはテーブルマウンテン

 

 

 

優しいマシュー氏、なんと、リリース前の新しいキュヴェのスパークリングでシャンパンサーベルをやらせてくださいました!!

 

私はトップバッターだったので写真がないのですが、全員大成功(*^▽^*)

 

 

デザートのチョコレートタルト

 

 

 

私はマシュー氏と席が近かったので、この日はたくさんお話しさせていただきました。

最後の記念撮影は密着度が高かったので、モザイク復活とさせていただきます(笑)

 

 

 

 

マシュー氏とお別れした後、長い一日の終わりには、ケープタウンが一望できる夜景スポットの丘へ。

月がきれいな夜でした。

 

 

 

 

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