南アフリカワインの総合通販サイト。オーソドックスなワインからマニアックなワインまで揃う、日本最大級の南アフリカワインショップです。自社輸入ワインもあります。



 

はじめに


当店の「お客様が南アフリカワインを選ぶ理由 第1位」
それはズバリ…「美味しいから!!」です!!

しかし、南アフリカワインの魅力は「美味しいだけではありません!!」

「何と言ってもお財布に優しく!!」、「世界で一番、自然環境を考慮したワイン造り」を行っており、「フェアトレードワインの割合が世界一」でもあるのです。その他にも沢山の魅力が詰まったワイン産地なのです。

ということで、是非こちらのコンテンツを読んで「南アフリカワインの魅力」を探ってみてください!!

ちなみに、当店調べによる「あなたは、なぜ南アフリカワインを選んだのですか?」
一例ですが、下記に記載します。

・美味しいから/コスパが良いから。
・フランスワインの半額で、同等品質のワインが飲めるから!
・アメリカワインに疲れたから。
・南アフリカワインは自然な味わいだから。
・南アフリカは、アメリカとフランスの中間くらいの味わいで、程よいから。
・フランス、イタリア、スペイン等一周して、今南アフリカが一番好き。
・現地に行って、初めて飲んで感動したから。
・インターネットで紹介されていたから。
・近くにショップが出来たから。
・南アフリカワインを追いかけていて楽しいから。
・穴場だと思ったから。
・昔の南アフリカワインよりも進化しているから。
などなど。上記は、当店にご来店下さったお客様が教えて下さった内容です。



 

目次


1.南アフリカワインってどんな味?
2.南アフリカワインはコスパが高い!?
3.世界一地球に優しいワイン産地
4.保存料も少ないナチュラルなワイン!!
5.世界一のフェアトレードワイン生産国!!
6.実は、歴史の長い350年以上もある南アフリカワインの歴史!!
7.実際南アフリカのワイン産地って、どんなところ?

---------こちらにも細かく記載されています!!-----------
数値で見る南アフリカワイン!!
南アフリカで栽培されているブドウ品種リスト
ピノタージュの歴史&おすすめ
南アフリカワインのインポーターのご紹介
日本一細かい南アフリカワインの歴史年表
南アフリカワイナリー写真集
南アフリカってどんな国?
 

1.南アフリカワインってどんな味?


様々なタイプのワインがあるので、一言で南アフリカワインの味わいを表現するのは難しいですが、あくまでも一つの傾向で言うと「しっかりとフルーティーで豊かな果実味を味わえる。」また「酸味もしっかりと持ち合わせていながら、ほのかな甘味も感じる。」そんなタイプのワインが多いです。

また、アルコール度数の(ザックリとした)平均は13.0%〜14.5%の間くらいのワインが多く、これは、フランスワインの平均よりも高く、アメリカワインよりも低い数値になっています。

ですので、「繊細でエレガントなフランスワイン」と「重みのあるアメリカワイン」の中間的な味わいでバランスの良い味わいと言う人もいます。

また、傾向の一つとして、フランスワインが好きな人は南アフリカワインが好きになりやすいという傾向はあります。それは、実際、ブラインドテイスティングをしたらどっちが南アフリカでどっちがフランスなのか分からないワインがあったり、それでいて値段が安いからです。
つまりフランスワインのコスパを良くしたワインが多いのです。

その傾向は、特にスパークリングワイン、シャルドネ(白ワイン)の一部やボルドースタイルの赤ワイン等に多くみられます。過去にフランスのスタイルを目指して造られてきたという事もあるでしょう。

一方で、フランスやその他の国のワインにも似つかない独特のワインも沢山あります。一つ一つのワインに向き合ってみると、本当に個性豊かです。

上記のような事は、大まかにブドウの品種によって傾向があります。

南アフリカで主要なブドウ品種は、白は「シュナン・ブラン」、「シャルドネ」、「ソーヴィニヨン・ブラン」、「セミヨン」。赤は「カベルネ・ソーヴィニヨン」、「シラー/シラーズ」、「ピノタージュ」、「ピノ・ノワール」、「サンソー」。

特に白の「シュナン・ブラン」は有名です!また赤では、やはり「カベルネ・ソーヴィニヨン」は秀逸。またピノタージュは南アフリカ発祥のブドウです。

それぞれの品種の味わいや特徴を下記に記載したいと思います。是非、読んでみてください!!

↓↓↓↓↓↓↓↓↓
南アフリカワインのブドウ品種とその味わいの特徴



 

2.南アフリカワインは、コスパが高い!!


近年、南アフリカワインは「コストパフォーマンスが高い!!」と言われています。
そんな南アフリカのワインですが、実際どのくらいコスパが良いのか?って話をしたいと思います。

 
(1)海外での南アフリカワインに対する評価について

海外での南アフリカワインの評価は、「コストパフォーマンス」という意味で非常に高い評価を獲得しています!!

大よそ2,000円前後の価格でありながらワインコンクールで高評価のワインが沢山あり、中には世界一を獲ったワインも数々あります!

----【国際コンクール受賞例】----
 
★Jordan: デキャンタ―ワールドワインアワード(英国)、IWSC(英国)でシャルドネが最高賞受賞。(※デキャンタ―ワールドワインアワード(英国)は、世界最大のワインコンペです。)
★カノンコップ: IWSC2015で世界一のワインメーカーに。
★ポールクルーバー:シャルドネソーヴィニヨンブランがIWSC(英国)で世界一。
Van Ryn's Brandy: IWSC(英国)2015で最優秀ブランデー(世界一)受賞。
 (※IWSCは過去にウイスキー山崎18年物が出て同じ世界一を獲得し、日本でも話題になりました。)
★ハーテンバーグ:カベルネソーヴィニヨンがでデキャンター(英国)「20ポンド以下のボルドー品種部門」で世界一。
他、多数…

他にも有名なウォールストリートジャーナルでは、「南アフリカの高級ワインは世界最良のコストパフォーマンス」と紹介しています。
↓↓↓
当時の記事はコチラ

また、統計によると、米国のワイン詩「ワインスペクテーター」で90点以上獲得しているワインの中で最も価格が低いのが南アフリカワインなのです!!特にこれは、高級ワインの価格が欧米に比べて低価格なのが理由に挙げられます。

----↓参考:ワインスペクテーター誌で90点以上獲得しているワインの価格(USD)----
※参照元:WOSAの資料より

一方で評価ではありませんが、フランスのボルドーワインは異常な高騰が続いています。インターネットで「ボルドー値上がり」と検索すれば、沢山記事が出てきます。オーパスワンというアメリカの高級ワインは、10年前は1万円台。現在では(評価が下がっても)安くて3万円後半です。欧米のワインは、過去と比較して何倍も値上がりしているのです。

そんな外部要因もあり、南アフリカワインは尚更、割安感があるのです。

 
(2)日本での南アフリカワインに対する評価について


南アフリカワインに対する評価は、海外だけでなく日本でも高まっています!!

実際、日経プラスワンの企画「何でもランキング」で2015年5月の記事で、「1度は飲んでみたいあの国の白ワインランキング」第1位に南アフリカのボーモンが選ばれています。

また、同じ日経プラスワンの「何でもランキング」で2016年5月の記事で、「4000円以下のおススメスパークリングワイン」でも第1位が南アフリカのグラハムベックでした。しかもその時は、イタリアやフランスワインに大差をつけての第1位です。
↓↓↓
当時の記事はコチラ

他にも、日本有数のワインジャーナリスト山本氏が自身の記事の中で、特定銘柄についてフランスワインと同程度の品質で、値段はその4分の1と評価しています!!
↓↓↓
当時の記事はコチラ

 
(3)コスパ高いと言われている「チリワイン」と比較してどう?


チリワインと南アフリカワインで大きく違うところは、チリワインは、大企業が多く、南アフリカワインは中小企業(ブティックワイナリー)が多いところにあります。

例えば、下記の数値のように、生産量はチリの方が多いのに対して、生産者数は南アフリカの方が多いのです。

---ワイン生産量(2015年)---
チリ:12,870hl
南アフリカ:11,200hl

---生産者数---
チリ:500前後
南アフリカ:941(プラッターズワインガイド2018より)

上記のような事もあり、チリは、規模が大きく生産コストを抑えられている生産者が多いと言えます。
また、安いチリワインは、海上輸送コンテナ自体がワインの容器になっていて、液体のままコンテナで運んで日本で瓶詰されている場合が多いのです。これが数百円という驚異の低価格チリワインの秘密です。もちろん、そうでないケースも多々あります。

それに対して、南アフリカは、人件費がチリよりもさらに安いのです。単純に一人当たりのGDPをお給料として考えると、南アフリカはチリの約半分です。ですので、大量生産をしなくても、生産者が丹精込めて丁寧に造ったワインがお得に買える傾向にあるのです。
しかも生産者は、世界的にも技術力が高く一流の生産者が多くいます。そういった意味で、本当にお買い得なのです。
人件費が安いと聞くと、何だか申し訳ないように思いますが、買うこと自体が経済に貢献しておりますのでご安心下さい。また、最初にお伝えした通り、南アフリカワインは値段が安くてもフェアトレードです。

上記の話もあり、対チリワインに限らず、南アフリカワインは丁寧に手作りされたワイン、例え少量生産のワインでもお得に買える傾向があります。また、例えば価格帯で言うと、南アフリカワインは、中価格帯(1,500円〜5,000円)くらいが特に得意な価格帯とされています。

 

3.世界一地球に優しい産地!!




南アフリカワインの大きな特徴は、産地全体で「地球」に優しいワイン造りをしていること!!
個別生産者がそういった取り組みをしているところは他の国でもありますが、産地全体で「地球に優しいワイン造り」を行っているのは南アフリカ以外にはありません!!

世界中にある団体「WWF(世界自然保護基金)」が、南アフリカのワイナリーの自然保護状況を査定しているのも大きな特徴です。


それは、ワイン産地の9割以上が世界自然遺産にあり、その美しい自然を守るためです!!南アフリカのワイン産地は、世界一美しいワイン産地とも言われています。



※写真は、「http://thephoenixsun.com/archives/tag/garden」より抜粋

上記の写真のように、世界は6つの植物区系に分けられています。
その中で、南アフリカのケープ地方だけが単独で植物区系になっているのです。この小さな面積の中に固有種5000種類を含む全9600種ほどの植物があるそうです。(単位面積当たりの植物多様性は、この6大区域の中でも随一)

このような独特な植物性からこの地域「ケープ植物区保護地域群」は2004年に世界自然遺産に登録されました。

そんな豊かな大自然を保護する為、ワイン生産には細心の注意を払います。農薬や殺虫剤、薬品に頼らないワイン生産は勿論の事、リサイクルの徹底、畑所有のルールなど世界で最も地球環境を意識したワイン生産地として欧州をはじめとした世界から注目を集めています!!

一例ですが、南アフリカのワインには、下記のシールが貼ってあります。
これは、環境基準を満たしているかどうかの検査の証であり、このようなシールは、南アフリカが世界で初めて導入してたものです。


※ワイン環境基準合格シール

ちなみに、南アフリカが農薬・薬品の使用を抑えられるのは、その気候にも特徴があるからです。南アフリカのワイン産地では、ケープドクターと言われる乾燥した風が吹き、ブドウの病気になりにくい気候になっており、例えば「ウドンコ病」が存在しない地域として知られております。その為、農薬や殺虫剤などの薬品関係の散布を控えることが可能なのです。

※上記の話に関して、WOSA(南アフリカワイン協会)の資料を一部翻訳しています。詳細はこちらから
・WOSA資料:南アフリカの環境保護とワイン




 

4.保存料も少ないナチュラルなワインです!


ワインは好きだけれども酸化防止剤が苦手…
こういった人も多いのではないでしょうか?

南アフリカのワインは、世界でも酸化防止剤の使用基準が厳しい国として知られています。

下記図参照。


 

5.フェアトレードワイン世界一!!


南アフリカでは、積極的にフェアトレード認定のワインを造っており、現在では世界で最もフェアトレードワインを販売している地域となっております。

2013年、世界のフェアトレードワイン販売額の65%は南アフリカというデータがあります。
ちなみに、フェアトレードワインは、南アフリカ、チリ、アルゼンチン、レバノン、ブラジルなど様々な国が造っています。


※フェアトレードとは、貿易等の取引において、立場の弱い生産者、供給側が不当な価格で買いたたかれることのないよう、また不当な低賃金労働のないように取り計らう仕組みです。


このように、南アフリカワインは、地球に優しく、身体にも優しい、そして人に優しいワインなのです!!


 

6.実は、350年以上もある南アフリカワインの歴史!

 
南アフリカでワイン造りが始まった背景は、1600年代のヨーロッパとアジアのスパイス貿易まで遡ります。

南アフリカ・ケープタウンは、「ヨーロッパ」と「アジア」とを結ぶ航海ルートの中間地点にあり、その為、船乗りたちはケープタウンを食料補給基地としていました。

そんな中、ケープタウンにやってきたオランダ人の「ヤン・ファン・リーベリック」さんが1655年、ぶどう栽培を始め、1659年に初めてワインを完成させます!!

その後、1688年にフランスのユグノーの人たちが、南アフリカに移住し、ワイン造りを発展させてきたと言われています。

上記がザックリとした南アフリカワインの始まりです。
もう少し詳しくは、こちら↓に載っています!!

南アフリカワインの歴史(1)南アフリカにワインが生まれた時
南アフリカワインの歴史(2)世界に翻弄される南アフリカワイン
日本一細かい南アフリカワインの歴史年表


また、「南アフリカワインの始まり」は、他国と比較をしても非常にユニークです。
例えば、以下のような事柄が他国と異なっています。
・自国民の為ではなく、船乗りの為にワインが造られ始めた。
・初めてワインが造られた日の記録が「日付まで」明確に残っている。
・歴史的には、アメリカやチリの方が早くブドウが持ち込まれていたが、本格的なワイン造りの歴史は南アフリカの方が古い。

ちなみに、ヨーロッパを除く「ニューワールド」のワイン造りの「始まり」は以下の通りです。

・アメリカ
1560年頃に初めてワインが造らましたが、実際にワイン造りが広まったのは、アメリカが独立したあたりの1760年代とされています。教会の修道士たちがミサ用に作り始めたそうです。
参考:Wikipedia

・アルゼンチン
アルゼンチンのワイン造りは、1540年代に始まりました。最初は大西洋側でブドウが栽培され、湿気の影響でうまく育てられなかったと言います。その後、1557年に商業用の畑が造られています。大きな発展を遂げたのは、1800年代にイタリアやフランスからの移民によって農業に冠する技術革新が行われました。
参考:Wikipedia、カサピノ

・チリ
アルゼンチンと同じ時期16世紀にブドウが持ち込まれましたが、実際にワイン造りが本格的に始まったのは、19世紀のフランスのブドウの木を守るために、フランスの苗木が持ち込まれたことからと言われています。
参考:Wikipedia

・オーストラリア
1788年にブドウが持ち込まれ、ワイン造りが始まっています。
ちなみに、オーストラリアの最初のブドウの木(挿し木)は、ブラジルと南アフリカから持ち込まれたそうです。
参考:Wikipedia

・ニュージーランド
1819年にオーストラリアからブドウの木が持ち込まれたとの記録があります。
最初は、原住民のマオリ族に農業を教えるためだったらしいです。実際にワイン造りの記録が残っているのは、1836年に北島でブドウ畑が造られたことだそうです。
参考:ワインバザール

・日本
ブドウやワイン自体は非常に古くから伝わっていましたが、ずっと国産ワインは造られていませんでした。実際に初めてワイン造りが行われたのは1870年に甲府で「葡萄酒共同醸造所」が設立されて以来だそうです。
参考:サントリー



 

7.実際、南アフリカのワイン産地ってどんなところ?


そもそも南アフリカってどのような気候だと思いますか?

例えば、ケープタウンを例に挙げると以下の特徴があります。
■南半球の為、季節が日本と反対です。
■夏の気温は、ほとんど東京と変わりませんが、朝夕はもっと冷えます。
■冬の気温は、東京よりも少し暖かいです。
■昼夜の寒暖差が大きいです。
■とても乾燥しています。
全体的に、多くの皆様が想像するよりも涼しい気候です。朝晩は、ダウンジャケットを羽織る事もありますし、冬は雪が降る事もあります。





下記に、南アフリカのワイン産地で、地域別の特徴やブドウ栽培について記載しています!!是非参考にして下さい!!

↓↓↓
南アフリカのワイン産地と特徴





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