2019.06.18

予定＆イベント

アタラクシアのケヴィンさん絶賛のディナー 2016年6月16日

人気ワイン「アタラクシア」のオーナー兼ワインメーカーのアタラクシアよりケヴィン・グラントさんが来日致しましたので、そのタイミングでメーカーズディナーを開催させて頂きました。

 

場所は、東京・北千住にあるヴィノグリさん。

コチラです。

https://tabelog.com/tokyo/A1324/A132402/13224678/

 

さっそくですが、アタラクシアのワインに合わせたメニューはこちら！！

 

———- メニュー ———-

■ブルボス with ソーヴィニヨンブラン

■パップ with シャルドネ

■ビルトン with ヘルタースケルターピノ・ノワール

■ボボティ with セレニティ

■ブライ with ピノ・ノワール

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何が驚いたかと言うと…まさかの全て南アフリカの郷土料理でペアリング( ﾟДﾟ)！という…。

 

この感動は、中々わかる人にしか分からないかもしれませんが、南アフリカって、そもそも移民国家で例えばインド系、マレー系、ヨーロッパ系、黒人など多種多様な人々が住んでいる国です。ですので、郷土料理と言っても、例えばカレー風味のものやエスニック風な料理も多く、決してワインとのペアリングに向いている料理ばかりではないのです…。それをシェフの見事なアレンジによって素晴らしいペアリングを実現させて下さいました！！

 

 

パップ…この料理は、呼び名が国によってこそ違いますが、サハラ以南のアフリカ中にある食べ物で、東アフリカ（ケニアやタンザニア）だと「ウガリ」と呼ばれたり、マラウィだと「シマ」と呼ばれたり…。トウモロコシの粉を練った、いわばお米のようなアフリカの主食です。あまりワインのイメージは無い料理と思っていましたが、いやお見事！！カニのホワイトソースを乗せて、見事にシャルドネにベストマッチでした♪♪

 

 

ボボティも凄い…元々カレー風味のスパイシーな料理なのですが、トマトやバターなどの工夫やパスタにアレンジする事で、見事にセレニティにマッチ！！

 

ブルボスやビルトン、ブライも申し分ない！

 

この感動は、実際に体験して頂かないと分かり難いのですが、とても素晴らしいと思いました！！

 

（この写真は、ブルボス。ソーヴィニヨンブランと見事にマッチ。）

 

来日しているケヴィンさんも大変感激していて、世界中のレストランでミシュラン掲載店も多数訪れているが、それに匹敵するクオリティで、南アフリカの郷土料理をワインと見事にマッチさせ、感激していると…。

私もメーカーズディナーは、グレネリー、カノンコップ＆ベリンガムと一緒にやって来ましたが、生産者にここまで感激されたのは初めてでした！！

 

 

そして、このメーカーズディナーをやって良かったのは、料理だけでなく、ケヴィンさんのワイン造りへの拘りや人柄が知れた事。

 

南アフリカのワインメーカーの方々と多数接していますが、ケヴィンさんはブーケンハーツクルーフのマーク・ケントさんに近いイメージを持ちました。もちろんビジネスのスタイルは大きく異なりますが。２人ともリーダーシップを発揮の仕方がうまいタイプと思いました。自分の要望を的確に伝え、そしてイベントを回していく…。そんな感じでした。もう一つは、他人へもきちんと敬意を払うというか、他人へも興味を持ってくれる、気を使える方だと思いました。これはイベントの締めの挨拶での表現の仕方を始め、直接お客様とケヴィンが会話している中で、そう思う場面が多々あったためです。

 

そして、ワインへのこだわりは、テロワールにこだわり、ブルゴーニュのスタイルが好きで、ピノ・ノワールをキング。シャルドネをクイーンと考えている生産者です。そして、評論家の点数に左右されないようにするため、プラッターズワインガイドなどには出品していません。ですので、プラッターズワインガイドに名前こそ出ていますが、ワインの詳細は出ていません。また、Decanter(英国)などで度々点数が付けられていますが、それはケヴィンさんではなく、イギリスのインポーターが出品しているのだそうです。

 

今回のイベントを通じて、恐らくですが、参加して下さった方は、よりアタラクシアを好きになってくれたと思います。私も今まで以上にアタラクシアを好きになりました。

 

おかげで素晴らしいイベントになりました。

 

最後に、そんなイベントを料理で盛り上げてくれたヴィノグリさんのインスタグラムのアカウントをご紹介させて頂き終わりたいと思います。

 

https://www.instagram.com/p/Byzd5cwAGWc/?utm_source=ig_web_copy_link

 

参加して下さった皆様、ヴィノグリさん、インポーターのマスダさん、生産者のアタラクシアさん、ありがとうございました。