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- 2019.08.20
- 日々のあれこれ/その他
地球を守る?地球温暖化防止!?環境再生型有機農業の話。
皆様、ご存知ですか??
とは言っても、当たり前の話なんですが、ブドウを作っている人の農業に対するこだわりって凄いんです!!哲学があって。
そんな中で私が最近、興味持っているのが「Regenerative Organic Agriculture:環境再生型有機農業」という農業。正直、勉強中で、あまり詳しくは語れないのですが、ご紹介致します。
環境再生型有機農業では、不耕作栽培でブドウを育てます。
不耕作栽培。これは、昔からあるスタイルで、畑を耕さない農業のスタイルの事です。
この写真は、アフリカー直輸入のボタニカの自社畑です!
ボタニカは、不耕作栽培を採用しているのだそうです。
英語で言うとNO-TILL Farming.
不耕作栽培は、畑を耕さないので土を掘り起こしません。
土の中には、沢山の有機物、炭素が埋まっています。
炭素を外に出すと、その炭素が酸化して二酸化炭素になります。
つまり不耕作栽培は、耕作によって発生する温室効果ガスである二酸化炭素を抑制しているのです。
そして、環境再生型有機農業は、それだけでなく、沢山の被覆作物を植えていること。
これは、畑地が風や雨水などによって侵食されるのを防ぐために植える、地面を覆うように茂る性質のある作物の事を言うらしいのですが、同時に当然、光合成もするので、二酸化炭素を吸収します。
また、その他、畑仕事には、二酸化炭素を排出するトラクターなどの機械は一切使いません。
環境再生型有機農業。目的は、土壌の健康を再生し豊かにする事。もはや、サスティナビリティの概念を超えています。
最近認証制度ができ、上記以外にも様々な要件があるようですが、世界中の全ての農業が、この「環境再生型有機農業」に移行すれば、現在排出されているCO2の100%を土壌内に隔離できる…という研究結果もあるそうです。
つまり、地球温暖化防止への大きな貢献ができるという事です!
あのアメリカの衣料メーカー「パタゴニア」の食品部門がこの「環境再生型有機農業」に積極的に取り組んでいるようです。
詳細は、コチラです。
今年の夏も暑かった…。
20年前に比べたら1.5℃平均で上昇しています。
昔、カタールのドーハに行ったことがあるのですが、暑すぎて街中には誰も歩いていませんでした。
このまま何十年もすれば、日本もそうなります…
夏は、渋谷のスクランブル交差点に人がいなくなります…子供達も夏は部活禁止…になってもおかしくありません。
農業、ワインで地球温暖化防止!!
これって素敵な事じゃありませんか?
以上、環境再生型有機農業の話でした!!
という事で皆さん、ボタニカのワイン買ってください~♪♪
最後は宣伝になりました(笑)
↓↓ボタニカ
https://af-liquor.com/?mode=grp&gid=2068629&sort=n
よろしくお願いいたします。
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