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- 2018.03.23
- 南アフリカワイン
ワイナリー訪問:グレネリー Glenelly ②
グレネリーでのテイスティング。
テーブルの各人の席にはあらかじめ最初の試飲アイテムがグラスに入って並べてありました。
2つの白ワインはシャルドネで、グラスコレクション2017はステンレスタンク発酵、フレッシュでミネラリーなワイン、エステート・リザーブ2016はより緻密で、バタースコッチやキャラメルの風味のある、リッチでかつフレッシュなスタイル。
グラスコレクションのシラーとメルロー、カベルネ・フランは2016、カベルネ・ソーヴィニオンは2015ヴィンテージ。
シラーはホールバンチ(全房)を古樽で発酵することにより、フレッシュさと香りを引き出しているのだそう。
メルローはフレッシュで優しく、カベルネ・フランは繊細でフレッシュでフルーティ。
カベルネ・ソーヴィニオンはタンニンが若いのにやわらかく滑らかできれいで、完熟果実の甘い香りが感じられました。
エステート・リザーブはシラー、カベルネ・ソーヴィニオン、プティ・ヴェルドー、メルローのブレンドで、2011年と12年を飲み比べ。
タンニンのしっかりしたフルボディの赤。シラーが入っているため、長く熟成させることにより、スパイシーなバックグラウンドを作っているのだそう。
11年は冬に雨が多く、春も雨が降り、暑くなかった年。12年は乾燥した冬、春には少し雨が降ったが、乾燥した年だったため、11年に比べるとブドウが熟したそうで、実際、ワインにもよりスモーキーでスパイシーな力強さを感じました。
トップレンジの赤はオーナーの名前を冠した、レディ・メイ。こちらも11年と12年を比較試飲。
レディ・メイのブドウ畑は西側斜面の上部にありました。
出来上がったワインは10~20年の熟成を目指したクラシックなボルドースタイル。
11年はカベルネ・ソーヴィニオン89%、プティ・ヴェルドー10%、カベルネ・フラン1%のブレンド。
12年はカベルネ・ソーヴィニオン85%、プティ・ヴェルドー10%、メルロー5%のブレンド。
いずれも酸、タンニンともに高く、深みのあるワイン。
なぜかエステート・リザーブとは逆に、11の方が華やかで、12がスモーキーで土の香りを感じたと手元のメモにあります。セパージュが変わったせいでしょうか⁈(;^ω^)
テイスティングが終わった後は、オーナーのメイ夫人の個人的な趣味であるグラス・コレクションのギャラリーを見学させていただきました。
と、そこへ、伝説のメイ夫人が登場!
最初は車椅子に座っていらっしゃいましたが、グラスコレクションの案内を始められると、しっかりとした足取りで歩かれ、目を輝かせながらグラスのお話をしてくださいました。
そしてお腹が空いた頃、ワイナリーのフレンチレストランにて素晴らしいランチをご馳走になりました。
真ん中がシェフ
トマトの冷製コンソメ、エビのセビーチェとキュウリ、ハーブサラダ仕立て
お肉とお魚から選べたメインのお肉は、ラムのコンフィ、ニース風ラタトゥイユ、グリルドポテトとタイムのジュレ添え
デザートはメレンゲとプラムのパルフェ、プラムのコンポートとアーモンド添え
最後に、この道中初となるルイボスティーも頂きました(^.^)/~~~
グレネリーのワインは、高品質にもかかわらず、価格がとてもフレンドリーなのが魅力です♪
※現在アフリカーで取り扱いのあるグレネリーのワインはこちら
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