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- 2018.03.24
- 南アフリカワイン
ワイナリー訪問:ブーケンハーツクルーフ Boekenhoutskloof ②
ブーケンハーツクルーフでのワインテイスティング♡
最初のフライト、ウルフトラップ
ヴィオニエ、グルナッシュブラン、シュナンブランのブレンド2017年はクリスプでアロマティック、青リンゴに白桃、メロン、ジャスミンの香りがする、夏に重宝しそうなワインでした。
真ん中はシラー、サンソー、グルナッシュのロゼ
右はシラー、ムール・ヴェドル、ヴィオニエのブレンドで、イタリアワインを思わせるヨードっぽさのあるワインでした。
写真の左端に写っている吐器は使い方が難しいのですが、マーク氏は、数十センチ離れたところから、ピューっと吐き出して命中させていました。
なぜか写真がない、ポークパインリッジのフライトの最初のワインは、南アフリカで最も売れているというソーヴィニオン・ブラン。
ライムにグースベリー、パッションフルーツの風味があり、ニュージーランドのSBのようなグラッシー(芝生っぽい)さわやかな風味。
シラーとサンソーのロゼは、ストロベリーやラズベリーの香りがするチャーミングなワイン。
シラーはブラックベリー、ラズベリー、レッドチェリーにスミレの香りがするジューシーでフルーティなワインで、確か、コンクリートエッグにて醸造。(間違ってたらゴメンナサイ)
次のフライトは、七つの椅子のセミヨン2015年と、チョコレートブロックのシラー2016年と、七つの椅子のシラー2015年。
樹齢100年を超えるブドウで造られるセミヨンは100%新樽を使って醸造され、青リンゴや洋ナシ、桃、アプリコットにトーストやアーモンドの香ばしさもある、お料理向きのワイン。
チョコレートブロックのブドウはスワートランド産で、シラー79%、グルナッシュ11%、カベルネ・ソーヴィニオン6%、サンソー3%、ヴィオニエ1%のブレンド。
軽やかでありながら凝縮感のあるワインでした。
七つの椅子シラーの2015年ヴィンテージは過去30年でベストなヴィンテージとのこと。
スワートランドの2ブロックの畑のブドウを使用し、大型のフードルにて天然発酵の後、2年間熟成しているそう。プラム、チェリー、カシス、スミレ、チョコレートなどの香りがする、エレガントなワイン。
これらはカベルネ・ソーヴィニオン、2015年
左がステレンボッシュ、右はフランシュックのブドウから出来たもの
ステレンボッシュはヘルダーバーグのブドウを使用し、新樽率は60%、MLF後18か月樽熟成(公式資料によると20か月)。カベルネ・フランを8%(公式資料によると14%)ブレンド。
エレガントで、フランシュック産よりも冷涼さを感じました。
フランシュックのCSは南西向きの砂地土壌でできたブドウを使用し、新樽率100%、MLF後2年間樽熟成。カシスの風味が強く、凝縮したワインですが、タンニンがまだ若いので、今後より美味しくなるものと思われます。
最後はレイト・ハーベスト2015年。遅摘みの貴腐菌のついたセミヨンを使用し、たった3樽のみ生産。新樽率100%で、熟成期間は2年半!
マーマレード、アプリコットジャム、はちみつなどの風味があり、酸と甘みのバランスが絶妙。
これは、南アのソーテルヌです(^.^)♥
悔やまれるのは、マーク・ケント氏にサインしていただいたボトルを抱えて、マーク氏と記念撮影をしたはずなのに、なぜか写真がないこと( ;∀;)
それでも、あらかじめ現地のショップで購入してあったシラーとデザートワインのボトルにマーク氏のサインを頂き、記念撮影をしたことは、まぎれもない事実で、私にとって南アツアーの最高の瞬間の一部でありました。
※現在アフリカーで取り扱いのあるブーケンハーツクルーフのワインはこちら
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