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- 2018.03.31
- 南アフリカワイン
ワイナリー訪問:ポールクルーバー Paul Cluver ①
ポールクルーバー・ワイナリーは、南アフリカ・ケープタウン周辺では平均気温が最も低いエルギン地区にあります。ここは、フランス・ブルゴーニュ地方とほぼ同じ気候で涼しく、その為ワイン用のブドウがゆっくり成長し、良質のブドウが採れる地域として知られています。同社はエルギンのパイオニアとして、「エルギン=ブランド地区」にした立役者で、国際的に有名なワイン評論家ジャンシス・ロビンソン氏からも「南アフリカの優秀なワイナリー」として高い評価を得ています。
ポールクルーバー・ワイナリーは、「徹底した質にこだわるワイン造り」をコンセプトに、家族経営でワインを造ることにこだわっています。ブドウは自家栽培、ワイン造りの工程はひとつひとつ丁寧な手作業で行われています。2014年よりブドウの収穫は夜10時以降の夜間に行っているそうです。エルギンバレーは南アフリカで唯一、周囲を山に囲まれた”amphitheater”(古代ローマの円形競技場)状のワイン産地だと聞いたのですが、そんなエルギンのテロワールを表現したエレガントなワイン造りを目指しています。
また、サステイナビリティ(持続可能な農業)を重んじ、ダムに貯水した水や、太陽光発電による電気を利用しているそうです。
こちらのファミリーの結束力は、夜のイベントでもよく伝わってきましたので、後半編もお楽しみに。
入り口を入ると、まず目に入るのはリンゴ果樹園。
こちらのリンゴはシードルにも加工されているようです。
ワイナリー建物の入り口
畑に出るためのトラクターが何台もあったのですが、それぞれにユニークな名前が付けられていました。
写真に写っている子は『FEED-ME-MORE』。「お腹空いたよ(もっと食べさせて!)」ってとこでしょうか(笑)
夜間に作業(ナイトハーベスト)を行うため、照明設備も搭載されていますね。
広大な敷地に多数の区画の畑があります。
まずは畑見学に出かけたものの…
朝から断続的に降った雨のせいで足場が悪い上に、ケープタウンエリアで最も冷涼なエルギンを強く印象づけるような土砂降りの雨に見舞われたため、歩くことは断念😞
土砂降りが収まった後には、地平線の向こうに大きな虹が見えました♪
こんな写真を頂きました。いつ撮影してたのかな??
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