HOME|ブログ|南アフリカワイン|ワイナリー訪問:ストームワインズ Storm Wines ②
- 2018.03.29
- 南アフリカワイン
ワイナリー訪問:ストームワインズ Storm Wines ②
お待ちかねのストームでのテイスティング♪
まずはシャルドネ2017年。
私、ストームのピノ・ノワールは何度か試飲したり、買って寝かせたりしているのですが、シャルドネを頂くのはこれが初めてでした。
そして、すっかりこのシャルドネの虜になってしまいました♥
シトラス的ミネラリティを感じる、冷涼感あふれるシャルドネです。
樽からはワインにスパイスだけを与え、甘さを出したくないとのことから、ローストを抑えた樽を使用し、天然酵母にて発酵。新樽率は25%、MLFは自然に任せて行い、8か月樽熟成。
こちらのワイン、今回のツアー参加者のうち複数名が、最も気に入ったワインの一つに挙げていました。
現行ヴィンテージの2016年は現在、アフリカーにて購入できます→こちら。
ピノ・ノワールの最初はヘメル・アン・アード・ヴァレーのフレダ2016年。
2016年は比較的温暖だったが、猛暑というわけでもなく、畑は雲に包まれ、海風に冷やされたため、ハングタイムが長くとれたそう。
ストロベリーにローズウォーター、バニラ、スミレなどの香りがあり、厚みのあるテクスチャーで、骨格のしっかりしたワイン。酸は柔らかめ。
アッパー・ヘメル・アン・アード・ヴァレーのイグニスは、フレダより少し涼しい畑で、花崗岩土壌の特徴が表現されたワイン。
豊満で、柔らかさがあり、シナモンやナツメグのようなスパイシーさが特徴です。
ストロベリーやチェリーに紅茶の香り。
最も冷涼なヘメル・アン・アード・リッジのリッジも、粘土質土壌がもたらすしっかりとした骨格を持ち、ブルーベリー的な熟した果実味と、スパイスの香りとシルキーなタンニンが特徴。
南半球における南東向きの斜面にある畑は、長いハングタイムが得られながらも、ブドウの酸は保つことができるのだそうです。
こちらは冷涼だった2013年のフレダ。
紅茶と赤い大輪のバラを思わせる華やかな香り。
開いた香りが魅惑的で、テクスチャーには厚みがあり、余韻も長く、素晴らしいワインでした♡
おまけに、2018年のシャルドネを樽から抜いて試飲させていただきました。
皆からカメラを向けられて、笑いすぎちゃったハネスさんと、表情を作ったハネスさん(笑)
3日前に樽に入れたばかりのこちらの液体はまだアルコール発酵が始まっていない状態で、ブドウジュースではありましたが、シャルドネの香りと十分な酸味が感じられました。
その後は、お待ちかねのランチタイム。
コールドミート、ディップ、チーズ、パン、サラダ、和風味の茎の長いブロッコリー、メインのキッシュなどなど、用意してくださったたくさんのご馳走に、飲み放題のストームのワイン(^^♪
スイカとミントの葉のサラダ、夏に真似して作ってみたいです。
右から二番目の方は、ブラジル出身のハネスさんの奥様。お二人はイギリスで出会い、結婚してまだ一年の新婚さんだそう♥ これからもずっと仲良くお幸せに~♪
※現在アフリカーで取り扱いのあるストームのワインはこちら
関連記事
2023.08.01
2021.01.11
2020.01.21
2019.12.04