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ブログ|ワインあれこれ|シュナンブラン物知りクイズの解答・解説①

2018.06.26
ワインあれこれ

シュナンブラン物知りクイズの解答・解説①

シュナンブラン物知りクイズの解答・解説①

 

ぺんぺんです。

 

6月15日のシュナンブランイベントの中で、シュナンブランに関するクイズ大会を実施しました。

今回、参加者の中に有資格者が多かったことと、優勝賞品が一つしかなかったため、満点続出を避けるべく、問題作成者も知らなかったような難問を含めた問題構成になりました。

 

採点しながら田邉講師から解説はあったのですが、メモを取れなかった方が多かったと思い、また、当日参加されなかった方にも是非チャレンジしてみて頂きたいので、ここに改めて出題と解説を掲載させていただきます。

 

 

まずは問題から↓

 

~シュナンブラン 物知りクイズ~

 

1.世界中でシュナンブランが最も多く栽培されている国は?

 (ア)フランス (イ)オーストラリア (ウ)南アフリカ (エ)米国

 

2.次のうち、シュナンブランの別名はどれ?

 (ア)Melon Blanc (イ)Steen (ウ)Blauburgunder (エ)Pineau d‘Anjou

 

3.次の仏・ロワール地方のAOC(フランスの原産地統制名称)のうち、シュナンブランで白ワインを造ることができないのはどれ?

 (ア)モンルイ・シュール・ロワール (イ)シノン (ウ)サヴニエール (エ)トゥーレーヌ

 

4.次のうち、シュナンブランを使った甘口ワインを生産できない地域はどれ?

 (ア)ヴーヴレ (イ)スワートランド (ウ)ボンヌゾー (エ)ソミュール

 

5.仏・ロワール地方アンジュ・ソミュールからトゥーレーヌ地区にみられる白亜質の石灰岩の一種は何と呼ばれる?

 (ア)テュフォー (イ)シレックス (ウ)キンメリジャン (エ)シェール

 

6.次のうち、シュナンブランがスパークリングワイン、甘口ワインの両方を作るのに適している理由はどれ?

 (ア)酸が低い (イ)酸が高い (ウ)糖度が高い (エ)果皮が薄い

 

7.1655年に南アフリカにシュナンブランを持ち込んだとされている人物は?

 (ア)ジェームズ・バズビー (イ)ヤン・ファン・リーベック (ウ)アブラハム・ペロード 

(エ)サミュエル・マースデン

 

8.南アフリカの中でシュナンブランの主要産地でない地域はどれ?

 (ア)スワートランド (イ)パール (ウ)エルギン (エ)ウスター

 

9.DNA鑑定により、シュナンブランと親子関係にあることがわかった品種はどれ?

 (ア)サヴァニャン (イ)リースリング (ウ)ルーサンヌ (エ)ヴィオニエ

 

10.2016年時点で、南アのシュナンブランで最も栽培面積が大きい樹齢は?

 (ア)4年未満 (イ)4~10年 (ウ)11~15年 (エ)16~20年 (オ)20年以上

 

 

 

>>お答えください

 

 

 

 

 

 

 

>>そろそろよろしいですか?

 

 

 

 

 

 

 

では、正解と解説です↓

 

 

 

1.(ウ)南アフリカ

同じ年で比較できるようなデータがないのですが、南アは16年に17,707ha、フランスは09年に9,756ha、カリフォルニアは14年に2,098ha、豪は12年に520haであり、シュナンブランの栽培面積世界一を誇るのは、南アフリカです!

 

 

2.(イ)Steen(スティーン)

Melon Blancはシャルドネの別名、Blauburgunderはピノノワールの別名。シュナンブランのロワールでの別名はPineau de la Loireで、Pineau d‘Anjouというものは存在しません。

南アのシュナンブランはスティーンとも呼ばれる… これだけは是非覚えておいてください!

 

 

3.(エ)トゥーレーヌ

AOCトゥーレーヌを名乗ることのできる白ワインは、ソーヴィニオン・ブランから造られます。

これはソムリエ試験様の難問なので、知らなくても大丈夫!

 

 

4.(エ)ソミュール

これもソムリエ試験的な難問。AOCソミュールを名乗ることのできる白ワインは、辛口に限ります。

そんなことより、スワートランドでは美味しい甘口ワインが造られていることを是非覚えておいてください!

今なら、ワインアドヴォケイトのニールマーティン氏が大絶賛しているマリヌーのストローワイン2017年がご購入いただけますよ!!

 

 

5.(ア)テュフォー

これもソムリエ試験的な難問です。興味のない方はスルーしてください!

 

ロワール地方ならではの土壌、白亜質石灰岩「テュフォー」はミネラル質を含む土壌で、ロワールならではのワインを造る非常に重要な要素の一つです。

 

「シレックス」はロワール地方でソーヴィニオン・ブランが作られるサンセール、ピュイィ・フュメのあたりに見られるケイ酸質の礫岩土壌。火打ち石の香りが特徴的で、超高密度な長熟ワインを生みます。

 

「キンメリジャン」はフランスのブルゴーニュ地方のシャブリ地区に見られる、ジュラ紀後期キンメリジャン期(約1億5千万年前)の石灰岩と泥灰岩からなる土壌で、小さな牡蠣の化石を含んでいます。

 

「シェール」は頁岩(けつがん)と呼ばれ、水中に堆積した泥が元になった堆積岩のことです。

 

 

 

長くなりましたので、続きは次回の記事にて!

 

 

 

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