南アフリカワイン通販のアフリカー。南アフリカワインの品揃え日本最大級!!適正な温度/湿度で保管し、リーズナブルな価格で、そして心を込めてお届けします♪♪

  • HOME
  • 南アフリカワインの魅力
  • 店主から皆様へ
  • お客様の声
  • CART

ブログ|ワインあれこれ|シュナンブラン物知りクイズの解答・解説②

2018.06.26
ワインあれこれ

シュナンブラン物知りクイズの解答・解説②

 

シュナンブランクイズの解答・解説の続きです。

すべての問題は前回の記事に掲載されていますので、まだご覧になっていない方は是非そちらを先にご確認ください。

 

 

 

6.次のうち、シュナンブランがスパークリングワイン、甘口ワインの両方を作るのに適している理由はどれ?

⇒(イ)酸が高い

これも難しかったと思います。

 

シュナンブランに限らず、一般的な話になってしまうのですが…

スパークリングワインは泡がシュワシュワ~っとしているので、それを酸味と間違うような刺激がありますが、上質なスパークリングワインと認められるには、ブドウそのものが持っている酸がしっかりしていることが必要です。(泡が元気なうちは美味しかったのに、消えたらうーん…(;´・ω・)となってしまうワインと、泡が消えても白ワインとして美味しい♪となるワインの違い、といったらわかりやすいでしょうか?)

逆に、スパークリングワインを造るためのブドウの糖度は低い方がいいのです。

甘口ワインについては、ブドウの糖度が高いことはもちろん重要ですが、甘みをバランスする酸味がしっかりしていないと、ただ甘いシロップのようになってしまいます。

世界の高級な甘口ワインであるソーテルヌの貴腐ワイン、ハンガリーのトカイの貴腐ワイン、トロッケンベーレンアウスレーゼをはじめとするドイツの貴腐ワインはもちろん、ギリシャやイタリアのヴィンサント、どれも極甘口であっても強い酸味があります。

シュナンブランには強い酸味があるからこそ、スパークリングワイン、甘口ワインのどちらに仕立てても、良質なワインを作り出すことができるのです。

 

 

 

7.1655年に南アフリカにシュナンブランを持ち込んだとされている人物は?

⇒(イ)ヤン・ファン・リーベック

 

これも難問だったでしょうか。

17世紀の大航海時代、喜望峰の発見により、オランダ東インド会社はインドや周辺地域に向かう商戦への食品供給地としてケープタウンを寄港地として利用するようになりました。

オランダ東インド会社の初代現地法人代表であったリーベックは、1655年に地中海気候を有するこの土地にブドウ栽培を開始したとされています。

このときのブドウ品種がシュナンブランであったのではないかとされています。

南アフリカはワインの世界ではニューワールドの一部とみなされていますが、実際は17世紀とかなり昔からワインを造り、輸出だってしていたのです。

 

ちなみに、ジェームズ・バズビーは「オーストラリアのワイン用ブドウ栽培の父」と呼ばれ、1825年にオーストラリアに本格的なブドウ園を開設し、その後主にフランスからブドウ樹を持ち込んで普及させた人。ニュージーランドで最初にワインを造ったのも彼。

 

ステレンボッシュ大学の教授だったアブラハム・ペロードは、1925年にピノノワールとサンソーを交配させて南アでピノタージュを生み出した人。

 

サミュエル・マースデンは、1819年にオーストラリアから持ち込んだワイン用のブドウ樹を、ニュージーランドで最初に植えた人です。

 

 

 

8.南アフリカの中でシュナンブランの主要産地でない地域はどれ?

⇒(ウ)エルギン

 

エルギンは南アのワイン産地の中でも特に冷涼な地域の一つです。

ここでは主にシャルドネやリースリング、ソーヴィニオン・ブラン、ピノノワールが栽培されています。

エルギンで有名な生産者の一つ、ポールクルーバーのラインアップからもそれがわかることでしょう。

 

ちなみに、南アフリカワイン協会(WOSA)の統計によれば、シュナンブランの栽培面積の大きい地域の順位は、西ケープ州内陸部、北西部に次ぎ、3位パール、4位スワートランド、5位ウスター。エルギンを含むケープサウスコーストは最下位です。

 

 

 

9.DNA鑑定により、シュナンブランと親子関係にあることがわかった品種はどれ?

⇒(ア)サヴァニャン

 

これも難問。知らなくてもいいことです(^^ゞ

サヴァニャンは、フランスのジュラ地方でヴァン・ジョーヌと呼ばれる独特のワインを造るのに使われる品種です。

ちなみに、シュナンブランはソーヴィニオン・ブラン、トゥルソーとは兄弟関係にあることもわかっているそうです。

 

 

 

10.2016年時点で、南アのシュナンブランで最も栽培面積が大きい樹齢は?

⇒(オ)20年以上

 

WOSA統計によれば、樹齢別にみるシュナンブランの栽培面積は、4年未満は1,685ha、4-10年は4,678ha、11-15年は3,600ha、16-20年は1,579ha、20年以上は6,164haで、樹齢20年以上が最も多いそうです。

南アのシュナンブランには古木が多いということだけ、是非覚えておいてください。

 

南アの高級シュナンブランの中には、樹齢50年以上のブドウを使用したワインも複数存在しています。

例えば、今回提供したワインの中では、デイビッド&ナディアのアリスタルゴスや、AAバデンホーストのファミリーホワイトゴールデンスロープ、TMWマザーシップなど。

 

樹が古いっていいことなの?と思う方のために、少しだけ解説します。

樹齢が高いことのメリットは、簡単に言うと2つあります。

一つは、地中深くに根を張っているため、水分が吸収しやすく、様々な養分を摂取できること。

水分が吸収しやすいということは、南アのように乾燥したエリアでは役に立ちます。多少の干ばつがあっても、灌漑なしに生き延びることができるのです。

様々な養分を取り込んだ古木のブドウから造られるワインには、複雑な味わいが感じられるのもメリット。

二つ目は、凝縮した果実ができること。

古木が付ける果実は若木より少ないのですが、その分凝縮した味わいのブドウが取れるため、味わい深いワインを造ることができます。

その裏返しで、デメリットは、同じワインが大量に生産できないことでしょうか。

ちなみに南アのソーヴィニオン・ブラン、シャルドネで最も多い樹齢は11-15年です。

 

 

 

シュナンブランの会当日、皆さんにこのクイズにチャレンジしていただいた結果、1位に輝いたのは7問正解の方々でした。おめでとうございます°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°

 

クイズについては以上です!

by ぺんぺん

 

関連記事