HOME|ブログ|ワインあれこれ|トゥリガナショナルがボルドー品種に追加される
- 2019.07.28
- ワインあれこれ
トゥリガナショナルがボルドー品種に追加される
先日、トゥリガ・ナショナルが新たにボルドー品種として認められるという記事を見てビックリしました。
記事によると、全部で7品種がボルドー品種として追加される見通しだそうですが、その一つです。
新たにボルドー(AOCボルドー、AOCボルドー・シュペリウール)の品種として追加される見通しのブドウは、黒ブドウが、マルセラン(Marselan)、トゥリガ・ナショナル(Touriga Nacional)、カステ(Castets)、アリナルノア(Arinarnoa)。白ブドウがアルバリーニョ(Alvarinho)、プチ・マンセン(Petit Manseng)、リリオリラ(Liliorila)。
このうち、トゥリガ・ナショナルとアルバリーニョは、南アフリカでも造られていて、特にトゥリガ・ナショナルは、地域によってはそこそこ造られています。アルバリーニョは、お馴染みニュートンジョンソンやスプリングフィールド等、一部の生産者が造っています。
で、実は、既にトゥリガ・ナショナルをブレンドした南アフリカワインは、日本に入ってきています。「サイン レッド」や「Savage」等のワインです。
そして…アフリカーが新しく直輸入するワインにもこの「トゥリガ・ナショナル」主体のブレンドワインが入荷致します♪♪
↓↓アフリカーが輸入予定のトゥリガ・ナショナル主体(ブレンド比率53%)のブレンドワイン。
いや、正直な話…迷ったんです。
トゥリガ・ナショナルとかティンタ・バロッカとか…決して売りやすいワインではありませんからね。
上述した「サインレッド」だって、当店で2010年ヴィンテージを販売していますが、3年前からずっと2010年ですから。16,200本しか造っていないのに、まだインポーターさんにも在庫がありますから。
それだけ、売り難い品種なんでしょう…。
ただ、売りやすさとは反対に「美味い」んです!!
ですので、売るのは大変と分かっておきながら、これは紹介せねば…と思い輸入する事になったのです。
ボルドー品種と認定され、そして、ボルドーでメジャーになったら、この「トゥリガ・ナショナル」の知名度も上がる事でしょう。それを期待♪♪
という事で、トゥリガ・ナシオナルの詳細です。
——トゥリガ・ナシオナル——
ポルトガル原産の黒ブドウの一つ。栽培面積では黒ブドウ第4位で、主にドウロ川近辺で栽培され、ポートワイン等でも使われます。収量が少なく、しっかりとした味わいでタンニンも強いワインに仕上がります。
是非、お楽しみに!
関連記事
2020.01.27
2018.11.18
2018.06.26
2018.06.26