HOME|ブログ|すべて|2018年の出会った記憶に残った南アフリカワイン
- 2018.12.30
- すべて
2018年の出会った記憶に残った南アフリカワイン
2018年の出会った記憶に残った南アフリカワインを10本書いてみました!
あまり深い事考えずに、思いついた通り2000円台のワインから10000円まで入っています。
※日本未輸入ワインは除きます。
それでは、どうぞ!!
単純に、コストパフォーマンスという意味で、綺麗でバランスの良いシャルドネだなぁと。2018年に出会ったワインではないですが、現地のワイナリーで、2018年9月に改めて飲んで、やっぱりビックリするほど綺麗だったので。
現地で2016年を先取りして飲みましたが、凝縮した果実感がありながらもピュアで美しい味わいでした。
ピノタージュの中でも、やはりカノンコップは格別。2015年は、その中でも特に素晴らしいと感じました。タンニンもしっかりとしていて、ピュアな印象です。
・カノンコップ ピノタージュ 2008
熟成したピノタージュは、私にとって憧れのワインの一つ。
ニールマーティン氏は、ピノタージュの熟成ポテンシャルについて、カベルネソーヴィニヨンより高いと言います。2008年のピノタージュ、まだまだ熟成すると思いますが、この時点でも美味しいワインでした。
・AAバーデンホーストラムナグラス・サンソー 2016
サンソーという品種を広めたいと思わせてくれたワインです。サンソーは売り難いワインで、飲みたがる人を見つけるのが大変というのが正直なのところなのですが、このワインは騙されたと思って飲んで頂きたい。
気品があって、エレガント、そしてキメ細かな、また舌にまとわりつくようなタンニンの感触があるのも面白い。綺麗なワインです。
なお、このワインは、既に完売しているので、他のおすすめを。サディ ポフェイダー 2017又はサヴェージ・フォローザライン2017、そして、ヴァンロッゲレンベルグ ジェロニモ サンソーあたりでしょう。とても素晴らしいサンソーです。入門編は、アルヘイトのフロットサム・ジェットサム・スタルワート・サンソー2016で。
・AAバーデンホースト ゲールカペル・ミュスカ 2017
ミュスカ・ド・フロンティニャンのドライなワイン。少しナチュラルな路線によっています。南アフリカのワイン評論家「ミゲルチャン」という方は、過去にこのワインを悪く言い、確か70点台という点数を付けていましたが、個人的には好き。ティムアトキン93点。抜栓後少し経ってからの方が良くなります。
アロマティックな香りですが、その香りから想像する味わいは、真逆で非常にドライな印象。良い意味で裏切られます。アルコールの割には軽め。ミュスカ/マスカット系のアロマティックな香りのある品種を好きになるきっかけとなったワインです。
・エレメンタル・ボブ グルナッシュ・ブラン レトローシリーズ 2016
今年一番の番狂わせと言っても過言ではない、エレメンタル・ボブのグルナッシュブラン。エレメンタル・ボブは、かなり小さな生産者で、どちらかというと通好み、マニアックな路線ですが、センスは抜群だと思いました。マニアックだけれども皆さんにおすすめしなければ!と思ったワインでもあります。しっかりとした酸味、スパイシーな要素、そして塩味を伴うミネラル感。素晴らしいワインでした。完売御礼。
・ニュートンジョンソン ファミリーヴィンヤーズ ピノ・ノワール 2017
若いワインで、少し閉じこもった感じのある硬いピノですが、そのエレガンスさ、綺麗なニュアンスはやはり上級でした。このピノノワールを飲んだおかげで、その時一緒に飲んだ他のインポーターさんのピノの仕入れを止めてしまいました…そのインポーターさんには内緒です(;^_^A
・クルーガー パーリーゲイツ・リザーブ・ピノ・ノワール 2016
コストパフォーマンスという意味で、また、多くの人に好まれそうな分かりやすい系のピノノワールです。しっかりとした果実味と茶葉などの風味や樽の風味、甘味、酸味など様々な味わいを感じます。3,000円前後のピノノワールはこれで決定でしょう。ニュートンジョンソンがとても綺麗なタイプになっていますが、それとは逆のタイプではありますが、お値打ちです。
こちらも現地で飲んでとても気にいったシュナンブランです!樽熟成無しのフルーティーなシュナン・ブランです。同じ樽熟成無しのシュナンは沢山ありますが、その中でも最も引きしまっていて、またピュアでみずみずしさのある味わいです。少し冷やして飲むのをおすすめします。
現在は、日本に入ってきています。抜栓直後は、少し炭酸ガスが残っているフレッシュなワインなので、抜栓して少し経ってから飲むと良いでしょう。
という事で、2018年も素晴らしいワインに出会う事が出来ました!
以上