南アフリカ自然派ワイン☆その1(by ぺんぺん)
初めまして♪
このたび、当ブログの執筆に参加させていただくことになりました、南アフリカワイン大好き、南アフリカワイン協会認定の南アフリカワイン・フレンドでもあります、ぺんぺんです。
自身も勉強しながら、皆様に南アフリカワインについてさまざまな情報をお伝えできることを楽しみにしております。
どうぞよろしくお願いいたします( `・∀・´)ノ
早速ですが、先日アフリカー新店舗におきまして新入荷の自然派ワインのテイスティングをしてまいりましたので、数回に分けてご紹介します。
第一弾はスワートランド発、マザーロック・ワインズの白ワインと赤ワインです。
マザーロック・ワインズの醸造家、ジョアン・メイヤーは昨今の南アワイン業界の新星。
ケープ地方の優れたブドウ農家と良好な関係を築き上げ、品質の高いブドウを入手してワイン造りを行っています。
フォース・マジェールというシリーズで成功を収めたこのワイナリーが手掛けるマザーロックシリーズのワインは、様々なタイプの土壌で育てられたブドウを使用し、テロワールを前面に出すために可能な限りシンプルな方法で醸造。カジュアルに楽しむためのシリーズです。
マザーロック・ホワイト2015はシュナンブランを中心(61%)にヴィオニエ(16%)、グルナッシュ・ブラン(11%)、セミヨン(8%)、ハルシュレヴェリ(ハンガリー原産の白ブドウ、4%)をブレンド。いずれのブドウも状態の異なる花崗岩中心の土壌で育てられたものです。
有機栽培のブドウを手摘みで収穫し、天然酵母を使用して発酵させます。
清澄、ろ過は行わず、酸化防止剤(二酸化硫黄)の添加もしていません。
ベジタリアンの中でも特に制約の厳しいビーガンの方でも安心して飲めるワインです。
実際にテイスティングしてみると、グレープフルーツのような柑橘のニュアンスに加え、洋ナシやかりん、アンズのような黄色い果実の風味が豊かで、ジャスミンのような白い花の香りや白いお茶の香りもあります。
クリーミーなテクスチャーでありながら、ミネラル感もしっかりあります。
ミディアムボディで酸味の柔らかなこのワインには、何杯でも飲めてしまいそうな親しみやすさがありました。
もう一つはマザーロック・シラー2015です。
こちらのワインに使用されているブドウは、有機栽培で育てられたシラー100%。
手摘み収穫、天然酵母の使用、清澄、ろ過を行わなず、酸化防止剤(二酸化硫黄)の添加をしないなどのこだわりはホワイトと一緒。
こちらもビーガンの方にも安心して飲んでいただけるワインです。
ブルーベリー、ブラックベリーなどの黒系果実に、チェリーやイチゴなどの赤系果実の香りが楽しめます。フローラルなニュアンスとブラックペッパーのようなスパイシーさもあります。
タンニンは滑らかで、全体にライトでエレガントな印象です。アルコールも12.5%と控えめなので、こちらもするすると飲めてしまうフレンドリーなワインです。
是非一度お試しください!