露出が増える南アフリカのワイン。そしてトレンド。
皆さん、こんにちは。
若者がお酒を飲まないと言われているこの時代。
ワイン業界は、頑張っています。
2015年は、チリワインの輸入量がフランスを抜いてトップになったり、
ワイン業界の構図は激しく変化をしています。
特にニューワールド(アメリカ、チリ、アルゼンチン、南アフリカ、オーストラリア、NZなど)のワイン。
ポテンシャルは非常に高いです。
南アフリカは現在、最もホットなワイン産地であると言えます。
この勢いに乗って、南アフリカの良さを皆に知ってもらえればなぁと。
他に、個人的にはニュージーランドやオーストラリアに興味あります。
また、とっても素晴らしいワインを造る注目の産地は中東です。
この前、銀座のマルシェで2000円代の中東ワインを試飲させて頂いたのですが、
非常に繊細で優しいシャルドネでした。価格以上のコスパでしたね。
さて、話を南アフリカに戻します。
ワイン雑誌ヴィノテークの今月号の特集は「南アフリカ」!!
大手商社がここ最近、南アフリカのワインを取り扱うようになったり、
小売店でも南アフリカのワインが並ぶようになってきています。
(でも、まだワインコーナーの端っこですが...)
下記の写真のとおり、様々な会社が南アフリカのワインを取り扱っています。
で、ここ最近のトレンドなのですが。
1.南アフリカの高価格帯のワインが増えてきています。
ここの写真に載っているワインにも17000円のワインがあります。
うちも、最近、超高額ワインを仕入れています。
昔は、「フランスなら分かるけど、南アフリカのワインにそこまで高額出せない」という人も多々いたと思います。
ですが、今後、高価格ワインでも偏見無く南アフリカのワインが買ってもらえる時代がそこまで来るのではと思います。
それだけ南アフリカのワインが評価されてきているんだなーと思います。
先日のWSJでも、高級ワインの分野でコスパが良いのは南アフリカと言われていましたしね。
ちなみにうちは、高価格帯のワインもやりますが、1000円前後のデイリーワインも
もちろん幅広くやっていく予定です。
全価格帯で品ぞろえを増やしていくのがうちの方針ですから。
それに、どこのワイン屋でも売れ筋はやっぱり1000円〜2000円くらいですから。
2.自然派ワインが増えてきています。
もともと南アフリカのワインは、自然保護の観点から農薬/薬品関係の使用は
規制が厳しく、最低限になっています。
ですが、ここ最近のトレンドは、もっと自然派。
例えば、発酵は酵母を使わず天然発酵。補酸、清澄剤なし、酸化防止剤も通常は、何度か入れるタイミングがあるのですが、最後に少量だけ…そう言ったギリギリのところまで自然の状態で造るというトレンドがあります。そして、そういった作り手が造るワインがとっても美味しいんです。
この傾向は今後も続いていくと思います。
消費者にとっては、身体に優しく美味しいワインが飲めるのでとても良いですよね。
↓ という事で、ザ・ビオワインのライネケ フラッグシップのワインを仕入れました。
これは、高額ですが、この低価格レンジも今後アップしていきますので、
楽しにみにしていて下さい。
http://af-liquor.com/?pid=99443035
以上、宜しくお願い致します。
店長 小泉俊幸