南アフリカワインの歴史(1)南アフリカにワインが生まれた時(by AI)
南アフリカとワイン、その結びつきにはどんな歴史があるのか…。 「奥深き南アフリカとワインの歴史をひも解き、そして南アフリカワインの魅力を知る。」 みなさんと一緒に勉強していきたいと思います。
さて、第一回の今回。テーマはずばり「南アフリカにワインが生まれた時とは」です。
アフリカ大陸最南端に位置する南アフリカ共和国、アフリカのワインの歴史は、この南アフリカという国で、今からやく350年以上前、1652年から始まります。
17世紀は大航海時代の終盤。東インド会社が世界中に拠点をつくり、さまざまな貿易ルートが生まれました。 オランダ人のヤン・ファン・リーベリックもケープタウンの指導官として、南アフリカに降り立ちました。リーベリック、教科書に名前の載っていない彼ですが、実は日本の長崎にも赴任経験がある、ちょっとだけ日本とつながりがある人物なんです。彼は南アフリカの気候がワインづくりに適していると考え、1655年、ぶどう栽培を始めました。
当初、そもそもワインという飲み物すら知らないという現地の人が多く、理解を得るのも、その栽培方法を伝えるのも困難。道のりは決して楽なものではありませんでした。しかし、栽培開始から4年後の1659年2月2日、ついに南アフリカ最初のワインが誕生しました。
彼は、この時の感動をこう書き留めています 「今日、神を賛美します。ケープの葡萄から最初のワインが本日無事に造られました」 次回は、誕生したアフリカワインがどのようにして発展していったのかをご紹介いたします。
参考文献: 『南アフリカワインのすべて』田辺 由美 著
(by AI)