ソムリエ試験における南アフリカに関する問題の割合ってどのくらい?
さて、皆様こんにちは!!
いよいよ9月になり、涼しくなってきたような気がしますがいかがお過ごしでしょうか?
以前、Facebookで投稿しましたが、実は私、今年のソムリエ試験を受けてみました!!
ちなみに、日本ソムリエ協会が行うソムリエ試験には2種類あります。
1つは、プロ用のソムリエ。もう一つは、ワイン愛好家用のワインエキスパート。
ソムリエは、業務経験3年以上の方が受けられる試験で、アフリカーも今年でちょうど3年となりましたので、受けたという訳です。
ソムリエとワインエキスパート、3次試験の有無以外は、内容も難易度もほぼ一緒です。合格率は、2017年のものでソムリエ23%、ワインエキスパート33%(※)です。(※)参考:
https://cbt-s.com/examinee/examination/somurie.html
ところで、そのソムリエ試験(1次試験)に南アフリカはどのくらい出題されるのでしょうか?
私の場合(※)、120問中3問でした♪♪
・南アフリカで主流のブレンドのスタイル
・ボーバーグと呼ばれるリージョン名のワインのタイプ
・南アフリカで栽培面積最大のブドウ品種は?
(※)今年からソムリエ試験では、CBT方式というのが採用され、1人1人異なる問題が出題されています。
ちなみに、国別では、フランス、イタリア、日本、ドイツ、アメリカ、スペイン、オーストラリアに次いで8番目に出題が多い国となりました。
南アフリカのワイン生産量が、世界第8位(2015年)なので、生産量を基準に考えると妥当と言えば妥当ですが、上記で日本(※1)とドイツ(※2)を除くと、問題数は6位になるので、ワイン生産量に対しての問題数は多いと言えると思います。ソムリエ協会も南アフリカワインに注目しているのかもしれませんね!!
(※1)日本のソムリエ試験なので、日本ワインに関する問題は必然的に多くなります。
(※2)ドイツは、生産量は南アフリカよりも若干少ないものの、ケルナーやミュラートゥルガウ等日本で栽培しているブドウと類似点が多い事や、有名なブドウ品種も多い為、問題数は多いと想定。
興味ある方は、どの国がどのくらいの割合で出題されたのか、複数受験者への出題をまとめた分析の記事があるので、是非見てみて下さい!!
https://tomiwine.com/btrepo3
という事で、今日はソムリエ試験のお話。
ちなみに、先日受けたばかりですが、1次試験の試験結果は9/4だそうです…。
受かっているかどうか、ハラハラドキドキですが…(;^_^A
最後に、ワイン好きな方々、是非、ワインエキスパート、受けてみては如何でしょうか?
私自身、合否は別としても受けて良かったなぁと思っています。ぶっちゃけ、南アフリカに関する事であれば、恐らく問題作った人や教本書いた人より私の方が詳しいという自信はありますが、他国のワイン事情や一般的なワイン知識に関する話は、やはり知っておいて損はないと思いました。
自分の得意分野以外のワイン産地に関するお話も、語る事はできなくても聞くことは出来るようになるかとは思いますし、ワイン飲むときに「品種」と「産地/地域」を見て「ふむふむ…」と飲む楽しみは増えるかと思います。
あと、勉強する事によって、様々な産地の知識が付くので、将来その国や産地に行った時の楽しみが増える事は間違いないでしょう。楽しみを充実させてくれる良い試験だと思います。
という事で、話は逸れましたが、ソムリエ試験にも南アフリカワインの割合は高まってまいりましたというお話でした!!
以上