レストレス・リヴァー RESTLESS RIVER
1999年、実業家として成功しているクレッグ・ウェッセル氏が、ウォーカー・ベイ地区における最も古いカベルネ・ソーヴィニョンとシャルドネの聖地であるHemel-en-Aarde-Valley/ヘメル・アン・アード・ヴァレーに一代で創めたワイナリーです。
大西洋からわずか5kmの場所に位置しており、海からの冷涼な風が吹く、南アフリカでは稀少な銘醸地に自社畑を所有しています。ファーストヴィンテージは2004年で、現在も少しずつ畑を広げています。
彼は複数の企業の代表として南アフリカの経済面において貢献し、雇用やチャリティー活動などを通して社会格差の是正に貢献していますが、その傍ら独学でブドウの栽培方法と醸造技術を習得し、云わば「週末醸造家」としてワイン造りに携わっています。
非常に勤勉で、稀に見るコミュニケーション能力を持ち合わせており、同じ産地のブドウ栽培家や超一流のワイン生産者たちと密に連携し、大規模なワインイベントを主催するなど、その天賦の嗅覚と人間力を生かし、常に自身のワイン造りの技術向上とワインのクオリティー、そして地域社会への貢献を突き詰め続けています。
彼は創業時から毎年シャルドネ100%の白と、カベルネ・ソーヴィニョン100%の赤の2キュヴェのみををリリースしてきましたが、それらのワイン造りにおける拘りは並々ならぬものがあり、白ワインは極上のブルゴーニュのコート・ドールのグラン・クリュと並び称され、赤ワインはボルドー・トップシャトー愛好家をも唸らせる出来栄えで、どちらも国内外においてリリースと同時に即完売となるファン垂涎のキュヴェです。
2019年からは遂にピノ・ノワールが加わり、さらには「チャレンジングな取り組み」をコンセプトに、毎年異なる品種による実験的キュヴェの「ワンダーラスト・シリーズ」(イエローラベル)も加わり、遂に進化を続けている目が離せない造り手です。
また、「カベルネ・ソーヴィニョン」のエチケットは、ウイスキー愛好家であるウェッセル氏自身がウイスキーのラベルからイマジネーションを受けてデザインしたもので、彼の拘りの醸造のデータが読み取れるスタイリッシュなデザインになっています。
Tim Atkin MW, SA Special Report では2級に格付けされています。
栽培・醸造は、“自然に任せて造る”というフィロソフィーに沿って、栽培から醸造、瓶詰まで、極めて自然なワイン造りを行っています。栽培時の農薬の不使用はもちろんのこと、醸造時もポンプなどの機械もなるべく使用せず、セラー内の作業は全て手作業で行われます。収穫は一般的な時期より1か月ほど遅く手摘みで行い、発酵はキュヴェに応じてステンレスタンクやオーク樽を使い分け、全て野生酵母による自然発酵を促し、熟成にはフレンチオーク樽を使用します。新樽比率は数パーセントから1/3ほどです。
正に“オーセンティックなワイン”!ウェッセル氏の目指すスタイル、そして人柄にぴったりな言葉です。
商品一覧
おすすめ順 | 価格順 | 新着順