ハリー・ハートマンは、ショーン・"ハリー"・ハリソン氏とマーセル・"ハートマン"氏が共同で2019年に立ち上げたワイン・ブランドです。
ケープの産地で作り上げられた美しいワインをショーン氏がデザインしたラベルを付して南ア国内のみならず、世界へ共有するという意気込みで始まったプロジェクトです。
2人で始めたプロジェクトですが、ケープのテロワール・多様性を表現し、成長していくためにはもっと人が必要との事から現在では5人のオーナーで運営しています。
立ち上げ時には、ステレンボッシュ産のボルドースタイルの赤ワイン、そしてセダバーグ/ステレンボッシュ産をブレンドしたシラーズの2種類のワインからスタートしましたが、拡大を続け、現在では8種類のワインを取り揃えるまでに成長しました。契約畑の場所は、エルギン、ステレンボッシュ、そしてスワートランド。
ハリー・ハートマンの拠点は、サマーセットウェスト。ワイン造りはエルギン及びステレンボッシュのそれぞれで行っています。
ハリー・ハートマンの特徴として、醸造家が社内におりません。外部の契約醸造家と協力して醸造を行っています。
そしてコラボ・ワインのMOSI以外は、その醸造家が一体誰なのかミステリーとなっています。
それは醸造家よりもテロワールの違いを消費者に知って欲しいから。
とはいえ、南アのクオリティワインを世に出したいという想いは当然あり、南ア・ワイン好きならご存知の方も多い非常に有名なワインメーカーを醸造家として招聘しています。
2022年には、3ヴィンテージ目にして初のサムセイシラーがプラッターズワインガイド5星を獲得!これからも評価が上がっていくことが想定され、目の離せない生産者となる事間違いありません。