2012年に開催されたロンドンオリンピック公式ワイナリーとして知られている、1928年に設立された南アフリカ・ステレンボシュ地区にある老舗の生産者です。
家族経営のワイナリーとしては、南アフリカ最大級の規模で、ブドウ畑だけで500haをも所有しています。
畑は、ゴールデントライアングルと呼ばれるステレンボッシュの中でも赤ワインの産地として世界的にも有名な地区、そしてボテラリーヒルと呼ばれる午後に冷たい風の吹く赤ワインと白ワインの産地として有名な地区に位置しています。
白は特にシュナンブラン、赤はピノタージュ、シラーズとボルドー系品種が得意な生産者です。
ワイナリーの特徴 (輸入元資料より)
★ 古いワイナリーなので、ブドウの樹齢も長い=高品質ワインが出来る。
★ 低価格〜高級品まで3種の様々なレンジを持っている。
★ 2010年から全ての商品をフェアトレードに登録し、現在の南アフリカのフェアトレード・ワインとしては、最高品質と様々な価格やレンジ、さらに大きな数量も提供できるワイナリー。
【ロンドン・オリンピックに選ばれた理由】
まず、2012年のラベルが出来ること(南半球なので収穫が早い。ロンドン・オリンピックでは2012年のヴィンテージが使用される)。フェアトレードで高品質なこと。375mlで400万本用意できること。フェアトレードの基準を満たす南アフリカ最大のワイン生産者。ネルソン・マンデラ元大統領の誕生日会に供された名門ワイナリーとしても知られ、2012年ビンテージのオリンピック・ワインにはシュナンブランの白、そしてピノタージュ、シラーズ、メルローから成るロゼを提供。リサイクル可能な750mlと187mlのペットボトル入りで用意される。
<店長メモ>
ステレンラストは、ステレンボッシュにある洗練されたワイナリー。2015年4月、現地の人のおすすめで訪問しました。
ココのワイナリーで、個人的に最も良かったワインは「シュナンブラン 49 バレルファーメンテッド」という古木のシュナン・ブランを使ったフラッグシップワイン。このシリーズのワインは、プラッターズワインガイドでもベスト・オブ・白ワインに輝くなど、南アフリカでも最も有名なシュナンブランの一つ。
系統はオーソドックスですが、そのタイプのシュナンブランとしては、イチオシです。その下位レンジの「オールドヴァイン シュナン・ブラン」も非常に素晴らしいです。
現在、沢山のワインが造られていますが、日本で購入出来るワインは極僅か。今後の輸入に期待したい生産者です。